ブログ
2018年 2月 4日 さらば愛しの受験生(白樫担任助手)

早いものでもう2月。暦の上もう春になりました。
いよいよみんなは受験に臨むわけですが、
僕なりにメッセージを送れたらなと思って、
自分の受験が終わった日である2月21日を調べてみました。
1911年の2月21日、夏目漱石が「ただの夏目某で暮らしたい」との理由で、文科省の文学博士号授与の辞退を表明。 それにちなんで、漱石の日と呼ばれているそうです。 カッコ良いエピソードですね。
また、2月21日は国際母語デー(International Mother Language Day)です。1999年11月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が制定しています。
理由は、1952年のこの日、当時はパキスタンの一部だったバングラデシュで、ベンガル語を公用語として認めるように求めるデモ隊に警官隊が発砲し、4人の死者が出たことからです。
一方では求められて断り、他方、求めて傷つけられ、
いずれもそれから学ぼうと人間は記録に残している。
記録には残されていますが、僕達は一体どのくらい、その膨大な記録を知っているでしょうか。
さらに、それから学ぶことはあるのでしょうか。
みんなが大学に入って学ぶことというのは、そういうようなことが多くあります。
そういうことって、社会に出てからは学びにくいことだと思います。
大学生のうちしか思うように時間をかけて考えられないことっていうのは、たくさんあります。
読書したり、映画を観たり、そうした時間もそうです。
そんな大いに成長できる場に行けるまで、あと少しの辛抱です。
ということは、大学入試ももう少しで終わりです。
疲れてきていると思いますが、結構他の人も疲れています。
しかし、体の疲れは頭の疲れと直結しません。
疲れているから「やる気しない」と口に出さないこと。
疲れているからこそ「さて、合格するか」「全力でやって8割取るか」「苦手の英語で全問正解するか」「数学は初めての全問解答してみるか」「日本史は余白に解説も書いておくか」とか、そういうことをぶつぶつ言いながら、気持ち悪い人になっていてください。
気持ち悪い人扱いされてその大学に通うのと、
爽やかな印象で受験して二度とその大学に行かないのと、
選んでください。
きつい二択です。笑
じゃあ、頑張って来い!
錦糸町校担任助手2年 白樫諒